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開発 2021.04.21

ARの扱い方や活用方法をまとめた「ARコンテンツ制作ガイドライン」が公開、VR向けも改訂

映像産業振興機構(VIPO)は、AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドラインを公開しました。ARを扱う際の注意点をまとめた「How to make AR content」、2018年に公開された「VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」の改訂版もあわせて公開されています。

VR/ARコンテンツの制作時に注意すべきことなど、重要なポイントを記載

VIPOは2018年に経済産業省の平成29年度「先進コンテンツ技術による地域活性化促進事業」を活用、「VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン2018」を公開しました。VR/AR技術によるコンテンツ制作の導入により、市場に上質なコンテンツ体験が提供され、新しい分野も含めた業界の市場拡大が実現することを目的に作成されています。

同ガイドラインでは、一部ARについて取り扱っていますが、昨今のARに関する急速な取り組みが進められていることを受け、別紙版として「AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」が作成されました。なお、「AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」と「How to make AR content」は株式会社Moguraが制作しています。

ガイドライン概要

AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン

・「AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン」(全73ページ)
・「How to make AR content」(全3ページ)※上記ガイドライン概要説明資料

これらのガイドラインでは、ARという概念の解説から現在のコンテンツ市場、コンテンツ制作の手法や留意点などを中心に紹介しています。

対象読者層としては、

・これからARコンテンツの制作を始めたいと考えている開発者やクリエイター
・ARを使ったプロモーションを考えている広告代理店
・地域の観光振興としてARを活用したいと考えている自治体

など、これから事業にAR事業を始める人々が想定されています。

VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン2020

・「VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン2020」(全89ページ)
・「How to make VR content」(全4ページ)

VRコンテンツを企画・制作する実際の手法や、上質な体験を実現するために注意するべき開発上のポイントなど、実践的な内容やこれまでに共有されてきた知見などを中心に紹介しています。2020年版として、2018年からの2年の間に登場した新たなVRデバイスや、開発知見が加筆されています。

対象読者層としては、

・これからVRコンテンツの制作を始めたいと考えている制作者
・VRを使ったプロモーションを考えている広告代理店
・地域の観光振興としてVRを活用したいと考えている自治体

 など、これからVR事業を始める人々が想定されています。

コンテンツ制作に向けて

・「コンテンツ制作に向けて」(全93ページ)

VR/AR技術を取り巻くIoT、ビッグデータ、AI、ドローンなどの先進技術や最新動向の紹介しています。さらにAppendixとして「先進コンテンツ技術による地域活性化促進事業」の採択事業者へのアンケート結果を収録しています。

(参考)VIPO公式サイト


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