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VRChat 2024.06.12

Twitchの「VRChat」配信に関する規約が変更 不適切な服装に関する規約を適用せずと説明 VTuber・ストリーマーと対応を差別化

ライブ配信プラットフォームTwitch運営は、配信上での「VRChat」に適用される規約を変更したことを発表しました。

そもそも、Twitchでは現在、VTuberを含む配信者に対して、臀部の露出や“検閲バー(横長の黒い棒)”を使って裸に見える姿で活動することを規約で禁止しています。女性(のモデルを使う)配信者に対しては、アンダーバストを露出しないことなども求められています。

今回の規約調整は、Twitchで「VRChat」配信を行っているLinkzさんの投稿がきっかけとなりました。Linkzさんは、X(旧Twitter)上で「自身を含む複数の「VRChat」配信者が“不適切な服装”に抵触したとして、Twitchでアカウントが一時停止された」とサポートに連絡。「VRChat」での活動が規約上、プラットフォーム上でのキャラクターを使った配信にあたるのか、それともVTuber活動に相当するのかの明確化を求めました。

Twitch側は最終的に、「VRChat」配信はゲームであると明確化。VTuberなどの配信者に適用される規約(服装の露出具合など)は適用されないと明言しました。

Twitchによると、規約の調整が行われたのは「VRChat」を使用した配信に限定されるとのこと。(3Dモデルなど使用する)VTuberの配信に関しては、従来の規約が適用されるそうです。ただし、現状の運用では「VRChat内を拠点に活動するVTuberの場合はどのような対応となるのか?」など、個別のケースでの問題が噴出しており、現在SNSでは様々な意見が飛び交っている状況です。

(参考)X(旧Twitter)


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