Home » XRトレーニングの積木製作、タイを中心に東南アジア展開を強化。海外法人と協力


業界動向 2024.05.29

XRトレーニングの積木製作、タイを中心に東南アジア展開を強化。海外法人と協力

2024年5月22日、XRトレーニングを開発する株式会社積木製作は、ププルASIAとのパートナーシップ契約を発表しました。ププルASIAはタイのバンコクを拠点としており、積木製作のソリューション開発や同国での展開を支援します。積木製作は東南アジア市場において、製造業や建設業を中心とした、安全教育におけるXRトレーニング活用を拡大します。


(画像: 積木製作)

企業向け「VR×トレーニング」の国内有力企業、タイ展開へ

積木製作は、建築CGの製作や製造業、建設業向けのXRトレーニング開発を行う企業です。トヨタ自動車のアーク溶接作業向け安全教育VRシステムを開発したほか、カンボジアの病院と救命処置のVRトレーニングを協同開発、また製造業や建築業、現場作業向けの「安全体感VRトレーニング」シリーズの開発・300社以上への導入など、BtoBのVRトレーニングにおいて数多くの実績を有します。

提携先であるププルASIAの母体であるププルインターナショナルは、携帯電話などのモバイルデバイスレンタル事業を行っています。同社はかねてより、イベントや機材提供を通して積木製作と協力を続けてきました。


(XRトレーニングを体験している様子。 画像: 積木製作)

東南アジアにおけるXR導入の障壁を下げるため、ププルASIAは現地での販売支援、翻訳サポートを担当。XR機材のサポートや現地向けコンテンツ開発に向けた現場取材、ディレクションも行います。安全体感VRトレーニングの販売・レンタルに加え、新規XRトレーニングの開発も実施予定です。また、コンテンツは英語や東南アジア地域の主要言語に対応させ、より多くの企業や教育機関への普及を目指します。

(参考)積木製作


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード