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活用事例 2024.06.27

ソニーと大成建設、メタバースを活用した技能学習プログラムを開発。職業訓練に導入、OJTの負担を軽減

6月25日、ソニー株式会社と大成建設株式会社は、共同で「メタバース空間上でのコンクリート打設技能学習プログラム」を開発しました。大成建設の基幹協力会社組織、倉友会の職業訓練に導入されます。これにより、効率的な技術習得と教育環境の整備を目指します。


(本プログラムの概念図。ソニーのモーションキャプチャ技術を利用することで、研修生の動作はメタバース上でリアルに再現される。 画像: 大成建設)

メタバースで学習効率向上、資材不要で持続可能性にも貢献

ソニーと大成建設による「メタバース空間上でのコンクリート打設技能学習プログラム」では、実際の建設現場を模したバーチャル空間で、技能習得の訓練ができます。コンクリート工事の「打設」、「叩き」「均し」「仕上げ」の各工程をバーチャル空間上で実施、研修生同士で協力しながら技能を身につけます。これにより、効率的な学習を実現するとともに、教育担当者の負担軽減を図ります。

本プログラムを通して、大成建設とソニーは、建設業界の人材不足解消や次世代育成に貢献することを目指しています。さらに、バーチャル空間上で実施するため、建設資材を使用する必要がなく、環境負荷の低減、持続可能な社会の実現に寄与します。

(参考)大成建設


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