VRヘッドセット「PICO 4」を手掛けるPICO社は、「PICOアバター」の大規模アップデートを発表しました。ユーザーや開発者が、独自のカスタムアバター(アセット)を導入可能になります。
開発者側は、今回の更新(SDKv2.0.0)の導入後、アバターアップローダーを使用してアセットライブラリにカスタムアバターを展開可能になります。アバターの設定が「公開」になっている場合、アバターはセンター(ハブ)上に掲載され、一般ユーザーも使用できる仕組みです。
今回のアップデートはユーザーにアバター選択の自由度を与えることを目的にしているとのこと。今後はPICOの公式アバターに加えて、各種デベロッパーが公開したカスタムアバターを自由に使用できると、PICO社は説明しています。
公式サイトでは、利用できるカスタムアバターのイメージ画像も公開中。上記画像のような“メカ風”の3Dモデルや、日本のマンガなどの影響を受けたと思われるアニメ調の美少女など、幅広いアバターを見ることができます。
PICO社は今後もアバター関連のSDKのアップデートを続ける方針。「開発者がマルチプレイヤーXRアプリケーションをより簡単に早く、効率的に作成できる」プラットフォームを目指すとのことです。
(参考)PICO