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ゲーム・アプリ 2019.01.14

「Omni」のVirtux、eスポーツ大会開催 スポンサーはVIVEとHP

施設型のVRシステムを開発しているアメリカのVirtuixはVRゲームのeスポーツ大会「Omniverse VR Esports tournament」を開催します。年間賞金総額は、5万ドル(約540万円)。スポンサーはHTCとHPです。

「Omniverse VR Esports tournament」は、Virtuixが開発したVR体験施設向けVRアリーナ「Omniverse VR ARENA」を使用して行われる、チーム形式のVReスポーツ大会です。賞金は成績上位のチームに対して規定に従い配分されます。

VirtuxはVRの中で現実と同じように歩くことのできるコントローラー「Omni」で注目を集めました。現在は、Omniを使った施設型VRへのパッケージ「Omniverse VR ARENA」を販売しています。

「Omniverse VR ARENA」には、Omniが4基設置されています。「Omniverse VR ARENA」の利用者はこのコントローラーを使用し、歩く、走るなどの動作を行いながらVRゲームを体験できます。

1ヵ月おきに開催予定

「Omniverse VR Esports tournament」は2019年1月から12月にかけて、毎月1回開催されます。1回の大会の開催期間は4日間です。

「Omniverse VR Esports tournament」の参加者は、VRゲームごとに定められた人数でチームを編成し、ゲームの成績をスコア形式で競い合います。上位10チームには賞金が授与されます。1位と2位のチームには特典商品も授与されます。2019年1月に行われる大会で勝利したチームには、賞金1,000ドル(約10万円)とHTC VIVEが授与されます。

2019年1月現在公開されている「Omniverse VR Esports tournament」の開催スケジュールは以下の通りです。

・1月24日~27日: Omni Arena – “Coliseum” level

・2月21日~24日: VRZ: Torment

・3月21日~24日:  Omni Arena – “Metropolis” level

1月と3月に開催される「Omniverse VR Esports tournament」では、Virtuixが開発したアリーナ型VR対戦シューティングゲーム「Omni Arena」が、2月の大会では、エストニアのゲームスタジオStormBringer Studiosが制作した、VRゾンビシューティングゲーム「VRZ: Torment」が使用されます。

3月以降の開催スケジュールは、2019年1月現在、公表されていません。使用されるVRゲームも未公開です。

保護者の同意があれば13歳から参加可能

「Omniverse VR Esports tournament」の参加希望者は、Virtuix公式サイトでアカウントを作成し、登録を行う必要があります。Virtuixは、参加希望者が居住する国の法律に照らし合わせて成人年齢に達しているか、13歳以上で保護者の同意があれば、誰でも大会に参加可能としています。

参加には障壁も

「Omniverse VR ARENA」は普及が進みつつありますが、導入されているVR体験施設は限定されています。2019年1月現在「Omniverse VR ARENA」が導入されているVR体験施設が存在する国は、アメリカやイギリス、フランスなどを含む計13ヵ国です。日本国内で「Omniverse VR ARENA」を導入しているVR体験施設は存在しません。

(参考)UploadVR


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