Meta Questシリーズのv67ソフトウェア・アップデート(PTC版※)の配信が開始されました。今回の更新には、ホーム画面の表示ウィンドウを好きな場所に動かせる新機能が含まれます。
※PTCは「公開テストチャンネル」の略称。正式リリース前のアップデートを先行して受け取れますが、アップデート内容は正式配信版とは一部異なる場合があるので注意が必要です。
現状のQuestシリーズでは、ホーム画面に3つのディスプレイ(Webブラウザなど)を同時に“ドッキング表示”可能で、画面の位置を「近距離」と「遠距離」で切り替えることができます。近距離モードでは、ウィンドウの方向や湾曲度の変更は不可能となっており、遠距離モードでは、サイズを変更できますが、すべての画面の大きさが同時に変わる仕様になっています。
今回のv67のPTCアップデートで公開された“自由位置”モードは、テスト機能として追加されたものです。有効化すると、ディスプレイの位置を掴んで移動させたり、湾曲度や大きさを希望する状態に設定したりできます。
新モードでは、選択したディスプレイをフルスクリーン化する機能も実装されます。またドッキング状態のディスプレイと、切り離し状態のディスプレイをそれぞれ表示できる(最大6枚のモニターを展開可能)とのこと。
アップデートを受け取ったLunaさんは、新モードのテスト動画をX(旧Twitter)で公開。映像では、ホーム画面の好きな場所にウィンドウを動かす様子が確認できます。
Meta Quest OS v67 PTC
Settings > Experimental Features > New Window Layout pic.twitter.com/jDq0hdoCOV
— Luna (@Lunayian) June 25, 2024
(参考)UploadVR
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