Home » ロジクール、Meta Quest向けのペン型デバイス「MX Ink」発表 バーチャル空間内でモノを“描ける”


Meta Quest 2024.06.19

ロジクール、Meta Quest向けのペン型デバイス「MX Ink」発表 バーチャル空間内でモノを“描ける”

Logitech(ロジクール)は、Meta Questシリーズ向けのペン型デバイス「MX Ink」を発表しました。価格は130ドル(約2万円)で、海外では9月末に発売予定。現時点では国内でのリリース時期は発表されていません。

「MX Ink」は、 Quest 2とQuest 3をサポート。6DoFトラッキングに対応しており、Questコントローラーと同じように操作してVR内でのクリエイト作業が行えます。感圧チップも搭載されており、通常の電子ペンと同じように机などを使って描くことも可能です。

Questコントローラーと“並行して”Meta Quest本体とリンクするシステムとのこと。利用者は2つのQuestコントローラーのペアリングを維持したまま、「MX Ink」を使用できるそうです。初ペアリングの際には、チュートリアルが表示され、設定時には筆圧カーブやダブルタップの設定も行えます。

YouTubeでは紹介動画が公開中。「OpenBrush」や「ShapesXR」といったQuest向けのアート系アプリで創作活動を行う様子を見られます。

現時点で「MX Ink」への対応が判明しているアプリの詳細は以下の通りです。

(Quest向け)
Gravity Sketch
PaintingVR
Arkio
Engage
OpenBrush
Gesture VR
ShapesXR

「Adobe Substance Modele」など「Quest Link(Air Link)」で使用できるPC向けクリエイティブアプリにも対応予定。

ロジクールは、近日中に「MX Ink」のソフトウェア開発キット(SDK)をリリース予定。また周辺機器として「MX Ink」用の充電ドック「MX Inkwell」とペン用マット「MX Mat」を展開する計画も公表しています。

(参考)UploadVR

Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード