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VRゲーム・アプリ 2024.07.10

Meta Questストアの「App Lab」が廃止決定 既出のアプリは公式ストアに移行 新たにアーリーアクセスタグが追加

Meta社は、Meta Questストアのカテゴリ「App Lab」を8月5日から廃止すると発表しました。現在配信されているアプリは、Meta Quest公式アプリストア(Meta Horizonストア)上に移行されます。「App Lab」で配信されているアプリは、移行によって“一般ユーザーが発見できるようになる”とのことです。

そもそも「App Lab」は、Meta Questシリーズのストア外アプリ配信システムです。通常の公式ストアに配信されているアプリよりも審査が厳しくないのが特徴で、公式ストアよりも多くのアプリが配信されています。一方で、公式ストアからのプロモーションを受けられなかったり、正式ストアのコンテンツではないという旨の警告文が表示されたりと、デメリットもありました。5月には公式ストアに、実験的・開発中のアプリを試せる「App Lab」のタグが登場していました。

また、Questの公式ストアにコンテンツを配信している開発者や企業側は、「App Lab」から移行するアプリや、今後掲載されるアプリに対して、“アーリーアクセス”タグを設定することが可能になります。現時点では同タグの運用方法の詳細は不明ですが、一度タグを無効化した場合、アーリーアクセスの再設定は行えないとのこと。


Quest公式ストアで配信されるアプリには、Meta社の“Virtual Reality Checks”と呼ばれる規約に適合することが求められます。例えば「Virtual Desktop」のようなPCと接続することを前提とするアプリには、「立体視、ヘッドトラッキング、没入型コンテンツをストリーミングするアプリは、Meta側が明示的に承認しない限り、顧客が物理的にアクセスできるローカルPCにのみアクセスできる」といった制限が課せられます。

(参考)UploadVR

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