Meta社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏は、現在開発中のARグラスについて、「公開する準備は出来ている」とコメントしました。
Meta社は現在、「Orion(コードネーム)」と呼ばれるARグラスのプロトタイプを開発中とされています。現時点ではデバイスの詳細は不明ですが、3月には、開発者会議「Meta Connect 2024」でデバイスが発表されるという報道を、海外メディアBusiness Insiderが行いました。
今回のザッカーバーグ氏の発言は、YouTubeチャンネルKallawayでの対談中に行われました。該当コメントの詳細は以下の通りです。
(AR)グラスは非常に野心的なデバイスになると思います。我々は、プロトタイプの完全ホログラフィックグラスを披露する準備をほぼ完了しましたが、このデバイス事態は広く展開する予定はありません。(後に)一般向けのバージョンを作り上げ(それを販売したい)と考えています。
2024年現在、「スマートグラス/ARグラス」の名称の区分けは不透明で、開発・販売を行う企業によって呼び方にブレがある状況です。そのため、AR機能が実質的には搭載されていないものであっても、ARグラスと呼称するケースなどもありますが、今回のMeta社のプロトタイプは、完全なAR(拡張現実が使用できる)グラスであると言われています。そのため、現実空間の物体や床、壁などを認識したうえで、バーチャルな物体や情報を、現実に重ねて表示できるメガネ型デバイスになるのではないかと予想できます。
(参考)Road to VR
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