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業界動向 2024.05.17

大和ハウスベンチャーズ、空間データプラットフォームのスペースリーに出資し業務提携。VR×AIで不動産DX推進

2024年5月2日、大和ハウスベンチャーズ株式会社は、株式会社スペースリーへの出資を発表しました。出資額は非公開です。合わせて業務提携も実施しており、双方の持つ技術やリソースを活用して、住宅・建設・不動産業界の課題解決を図ります。


(画像: 大和ハウス)

不動産分野で着実に利用増、VR×AIの新サービス開発も

スペースリーは、2016年に空間データプラットフォーム「Spacely」を提供開始。2D画像や3Dモデル、動画、VRコンテンツなどを活用し、不動産企業の営業・マーケティング効率化を図っています。サービス「VR内見」の導入が進んでおり、累計7,000以上の事業社にサービスを提供しています。


(大和ハウス工業の戸建住宅展示場「水戸展示場」を「スペースリー」上で表示。 画像: スペースリー)

今回の投資や業務提携を経て、大和ハウスベンチャーズとスペースリーは、VRやAI技術を用いた新サービスの開発、実証実験などを計画しています。

なお、スペースリーは過去にも複数の資金調達を成功させており、最近では2022年9月に4億円の資金調達を行いました。技術研究開発や製品開発、営業組織の強化が進められています。

(参考)大和ハウススペースリー


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