モバイルモーションキャプチャー「mocopi」のPC向けアプリが発表されました。さらに、
mocopi本体も大幅アップデートで、新機能が追加されました。
「mocopi」は小型・軽量を特徴としたモバイルモーションキャプチャーです。VTuberの3D配信や用いられるほか、ゲーム開発や3Dアニメ制作にも利用されています。
待望のmocopi PCアプリがリリース
6月13日(木)、mocopi PCアプリがリリース予定です。PCアプリでは、センサーデータを受け取ってPCに再送信するスマホ用ミニアプリ「mocopi link」を介して、モーションキャプチャー、モーションの保存・プレビュー・送信などがPC上で可能になります。他のPCソフトウェアとの連携が簡単になり、サポート可能なスマートフォンも拡大されます。
アバター操作アプリ「Animaze by FaceRig」とも連携し、mocopiのモーションデータが送信できるようになり、顔と身体を合わせた表現が可能に。RAYNOSちゃんアバター3体もプリインストールされるとのこと。
さらに今後は、PC直結対応や対応モーションフォーマットの拡大も予定しています。
価格プランは、モーション閲覧機能が利用できる「Freeプラン」と、mocopiのフル機能を利用できる「Basicプラン」の2種類。Basicプランは月額550円です。配信先はMicrosoft Storeです。
最新アップデート情報
mocopiのアップデートにより、VR利用時のトラッキング精度改善や上半身集中モードの追加により、利用シーンがさらに拡大しました。5月30日にリリースされたmocopi ver2.1.0では、以下の内容が更新されています。
・センサー接続時の精度フィードバック
・センサーのボタン押下によるポーズリセット・ポジションリセット
・モーションプレビュー時の背景変更
・mocopi以外で収録したモーションファイル(BVH)の読み込み
センサーのボタン押下によるポーズリセット・ポジションリセットでは、mocopiアプリの画面を操作しなくても、センサーのボタン押下によるポーズリセット・ポジションリセットが可能になりました。左の手首センサー(WRIST/L)のボタンを押すと「ポーズリセット」、右の手首センサー(WRIST/R)を押すと「ポジションリセット」を行うことが可能です。
同日には、mocopiのセンサーデータ活用を実現するSDKとサンプルアプリを提供。「mocopi sensor data reader」は、mocopiのセンサーデータにアクセスできるAndroid/iOS用のSDKで、開発者によるセンサーデータの柔軟な利用を可能にします。「mocopi data analyzer」は、mocopiのセンサーデータをビジュアライズするサンプルアプリケーションです。
クリエイターを応援するキャンペーンを開催
8月9日(金)までの期間、クリエイター応援キャンペーンが開催され、ソニーストアでmocopiを購入すると5,500円OFFとなります。
また、動画コンテストも開催決定。応募条件はmocopiを使用した3分以内の動画で、詳細は後日公式サイトや公式X(旧Twitter)で発表予定です。
(参考)公式提供資料